安堵霊タラコフスキー

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWNの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)
3.3
エドワード・ノートンのピート・シーガーの完成度が高かったのに比べてティモシー・シャラメのボブ・ディランが終始ボブ・ディランっぽいティモシー・シャラメでしかないように見えたせいで全体的に微妙な印象が拭えなかった伝記映画。(アイムノットゼアのケイト・ブランシェットの方がボブ・ディラン感強くて覇気もあったから格の違いも感じられた)

そのこともあってエドワード・ノートンの出番をもっと増やしてアマデウスのようなダブル主演映画にした方が面白くなったとも思え、それなら成功して増長気味になるボブ・ディランももっと映えてクライマックスも盛り上がってたと考えたら勿体なさも覚えた。(エドワード・ノートンが主演として出番増えてたらアカデミー賞とかも受賞してた可能性あるからその意味でも惜しい)