名のある監督が、めちゃ名のある役者で、めちゃめちゃ名のあるミュージシャンを撮った作品、それが「名もなき者」。
無論、最高😀
以降、名盤「血の轍」の前年に、やっと生まれたようなヒヨッコの感想なので、先輩のディランファンの方々、大目に見てください。
この手の映画だと、「まんま、〇〇やん!」みたいな感動は過去作にもあった。「もうフレディやん!」とか、「ロバート・ダウニー・チャップリンやん!」とか。なんなら、ベン・キングスレーがガンジーかと思ってた。
でも、今作は「ディラン映画」以上に「ティモシーが演じるディラン映画」。喋り方から何から、寄せ方半端ないけど、隠しきれないティモシーの輝きというか…。
でもそれは題材のディランが魅力的であるからであって…
そこにマンゴールドの力量もあり、そのバランスがとにかく最高で、他のバイオピックものより、自分にとって特別な作品でした!
以降、いつものように思いつき。
この座組で70年代ディラン、80年代ディランって撮れへんかなー?すると、あと5作くらい楽しめるけど。いや、80年代ディランってカッコよく描けるのか?😭
ジョーン・バエズと初めて一夜共にした翌朝のシーンやったかなー?ジョーン・バエズが、白のTシャツに下パンツだけみたいな格好でコーヒー入れるねんけど、コレが自分的には最高のシーン。アレはディランの白Tを適当に着たって設定なのか、所々穴も空いててボロボロなのを、着てるジョーン・バエズというかモニカ・バルバロ、優勝。