にっきい

マトリックス リローデッドのにっきいのレビュー・感想・評価

2.3
この頃からトリニティーは既におばさん顔。

公開当時は子育てで映画観に行く余裕がなかった頃なので見逃した作品。
レンタルで1回は見ましたが午前10時の映画祭12でやってたので観に行って来ました。

人口25万のザイオンを25万のセンチネルが襲う話し。
実は初めて見た時、キー・メーカーって転機になるような出来事を作る人(プログラム)だと思ってました。
そしたら何と…。
人類が唯一生き残っているザイオンへマシンシティが総攻撃を仕掛けてきた。
ネオは預言者に会い「人類を救うためにマトリックスのソースに行きなさい」と言われる。
キー・メーカーの助けを借りてソースに辿り着いたネオは、マトリックスを創り上げたアーキテクトと対峙するのだが…、って話し?
正直何言ってるのかよく分からん。
抽象的な禅問答みたいな会話が延々と続く。
全く自主性の無い救世主ネオが、「◯◯に会え」と言われてあちこち会いに行くだけの話しを、小難しい会話で無理矢理難解にした感じ。
アクションシーンは相変わらず派手だけど、1作目のように革新的な映像技術で驚かすのではなく、普通にアクションが凄いだけ。
高速道路でのカーチェイスは凄かったけど、『マトリックス』的か?と言われたら、そんな事はないし。
でもバイクでの逆走は凄い緊張感あって見応えあった。
ただクラッシュする車、ドライブシャフト付いてなかったから、実際は走行できない車の形した物体やった。
アクションが見せ場なんだから、そう言うところでリアリティ出して欲しい。
隙あらばいちゃいちゃとおSEXをおっ始めるネオとトリニティーとか、ザイオンでのヘンテコなダンスシーンとか削って90分くらいにしたら、もう少しテンポ良くなってたかも?
因みにキー・メーカーはその名の通り鍵を作る人。
実際は暗号解読プログラムを擬人化した存在。
今作の最重要人物は預言者でもアーキテクトでもなくキー・メーカー。
出番が今作だけなのが残念。

これ観るのに朝電車に乗ってた時の話し。
ボクの向かい側に若い女性がAC/DCのTシャツを着てられたんです。
その後電車を降りてミニシアターに向かって歩いてる時、前を歩いてる女性がNIRVANAのTシャツを。
マスクされてるから分からないけどリアルタイムでこれらのバンドを聴かれてるほどの年齢には見えないし、きっとバンドTシャツだと言う事すら知らずに着られてるんでしょうね。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年8月13日
鑑賞回:10:00〜12:25
劇場名:京都シネマ
座席情報:シネマ1 J-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:138分
備考:午前10時の映画祭12
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