小川大志

マトリックス リローデッドの小川大志のネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

救世主ネオという存在はプログラムのミスを機械が人々を誘導しやすいように、ミスを救世主としたというのはすごい。結局「選択」も誘導でプログラムということ。
やはりマトリックスは人間の見えざるもの、超えたところにある何かを考えさせる。「色眼鏡」(アプリオリ的な、カントの目に見えるものが現実とは限らないような感じの)、「運命」(与えられている役割、選択しているようで決まっているような、カルヴァン?)
それと少しキリストの世界(欧米?の倫理、考えの根本にあるようなもの)に対する挑戦、疑い
→終末の後にはじまりが来て、同じことが輪のように続く。(ツァトゥストラ、ニーチェ的)救世主の肉欲
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