ジェームズ捜査官はギャングのボス・ゲイブリエルに分け前を要求した。ゲイブリエルは一度は拒否するが、ロシアン・ルーレットで決めることにし、当たらなかったので手を組むことになる。その3年後、ゲイブリエルの手下とジェームズ捜査官の部下は賄賂の受け渡しを行うため隠れ家で会うが、双方撃ち合いになり4人とも死亡する。
▶︎犯罪現場の清掃をする業者の4人が現場で大金の入ったアタッシュケースを見つけたことで起こるクライム・サスペンスで、ゲイブリエルをアントニオ・バンデラスが演じている。
途中まではそこそこストーリーを追えていられたが、余りにグダグダし過ぎていてストレスフルになった。荒唐無稽さが良かったはずなのに、圧倒的に会話劇がそれに比例していない。ブラックコメディであるとも思うけど中途半端でモヤモヤする。
終わってみればなんてことない“悪は蔓延る”の話なので肩透かしにあった気分で、見たことを深く後悔することとなった。
WOWOWの“ジャパン・プレミア”で放送される作品に佳作もないの自説はまた証明されてしまった。