
職場での事故火災で夫を失ったヘジョンは、真相を求めて会社への抗議活動を続けてきた。しかし、長引く闘いの末にやむなく和解金を受け入れ、中学生の息子ドンウクを連れて新築タウンマンション〈ドリームパレス〉へ移り住む。 ところが、新たな生活への希望も束の間、自室に建築上の深刻な欠陥が発覚。不動産会社は「満室になるまで修繕はできない」と取り合ってくれず、管理組合で問題を提起しても、住民たちは事なかれ主義で何も行動しない。ヘジョンは自ら修繕費を捻出しようと、マンションの値下げキャンペーンに参加。かつて同じ火災で夫を亡くしたスインに部屋を安く譲ろうとするが、「資産価値を下げる行為」として住民たちから激しく非難され、孤立を深めていく。 夫の命と引き換えに手に入れた〈家〉、そして息子との〈日常〉を守るため、ヘジョンは再び抗議活動に身を投じていく──。
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