坂元裕二さんらしい、セリフやユーモアが詰まった素敵なラブストーリー。
夫を救うためにタイムトラベルを繰り返し、何とかして未来を変えようとするカンナのその1つ1つの行動が今までの何もなかった結婚生活の空白を埋めるかのように楽しそうでキラキラしていた。
離婚しようとしていたのに、必死で駈が生きてた未来を作ろうとしていて、やっぱり好きだったんだなぁとなんか愛しくなった。
恋と結婚、愛とは何か、うん難しい。
けれど今を生きているから今を大切にしようと思える作品だった。
ただ、個人的に説明描写がちょっとくどい部分とかがあって、その辺はあまりノれなかった。
吉岡里帆さんも森七菜さんも何か供えただけみたいな感じがしてもったいない感じがしました。
でも、カンナを演じた松たか子さんの可愛さや切なさ溢れる演技も見事だったし、駈を演じた松村北斗さんはもうアイドルではなくすっかり俳優さんの域ですねってぐらい良かった。
結果ではなく、過程が大事。
