ダビンチさんの映画レビュー・感想・評価

ダビンチ

ダビンチ

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.3

リアリティが凄いとかリアリティに溢れているとかいう作品はよく聞くけどこの作品はまさにリアルを映し出した傑作。
カメラワークと演出、それに構成と役者さんたちの演技が作り出す空気感が凄い。
恋愛映画なので
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.3

75歳以上の人が自分の意思で死を選べるという制度ができた近未来の日本をテーマにしているが間違いなく今の日本も描いている傑作。
素晴らしいファーストカットから漂う不穏な空気感、丁寧に描かれる素晴らしい人
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

冒頭からスピーディーでダイナミック、そしてミュージカルならではの映像マジックで魅せてくれるミュージカルシーンは圧巻。
曲調もラテン系っぽく、いつもとは違う感じだったのが新鮮に感じられた。
ただ、思った
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.4

まぁ、王道ラブコメみたいな感じでしたね。
個人的にはけっこうな純愛映画に感じました。
ひとつ言えることは恋愛というものに対して周りがとやかく言うのは気にするなと思います。
誰を好きになるもの個人の自由
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

いやー、好きだなぁこういう映画。
城定秀夫監督×今泉力哉脚本で描く愛の物語。
城定監督らしい人間のエロさとか生々しい感じと今泉監督のどこか難のあるキャラクターなんだけれどでも憎めずに愛おしく感じてしま
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。
空想、浪漫、そしてウルトラマン愛に溢れた、特撮エンタテインメント作品。
あえて最新技術で新しい感じにせずにところどころ昔の特撮のチープさを残しつつ描くところに製作陣たちのウルトラマンへの
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バブル(2022年製作の映画)

3.4

圧巻のグラビティ・アクション。
先にNetflixで配信されてたみたいですが、明らかに映画館向きな映画なのでぜひ映画館で。
とにかく跳び回る若者たちを捉えた縦横無尽なカメラワークが迫力満点だし、泡や水
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

こちらも最新作が公開ということで予習として観賞。
打って変わって2作目は魔法対決の描写少なめでどちらかというと人間ドラマ、それぞれの過去が明らかになっていく部分がメインだったので少し物足りなかった印象
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

最新作が公開ということで予習として観賞。
やはりこの1作目は最後の破壊されたニューヨークの街並みが魔法によって元に戻っていくシーンを圧巻のVFXで魅せてくれるところが素晴らしい。
あのシーンだけでも観
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.1

東京から大阪までは新幹線を使えば約2時間30分、ましてや東京から埼玉なんて隣同士、でもその移動さえも自由にできない人たちもいる。
「仕方がない」そう言ってしまえば簡単なのかもしれないが、果たして私たち
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

ラストに向かってどんどんと加速していく展開、その構成が見事でした。
面会室での鏡を使ったカットや照明を使って工夫した空間演出など随所で光る映像的演出が素晴らしかった。
白石監督らしく、残虐描写も容赦な
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ面白かった。
とてもサム・ライミだった。
初めからエンジン全開で、とにかく魔術師の話なだけあって映像表現が素晴らしかったですね。
想像、人生の後悔、その辺りのテーマを扱い人間ドラマとしても
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.6

王道ラブストーリー。
普通によかったが、特に目新しさはなくどこか観たことのある、展開とか含め王道のラブコメといったところでしょうか。
ただ、音楽はとても良かった。
サントラほしいってなるほど。
ジェニ
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.8

SNSなどで簡単に人と出会い、繋がれるようになった今、あなたは本当の意味で満たされていますか?
孤独や寂しさを抱えながらもがき苦しむ主人公たちを鮮やかに描き出す。
色んな映画で観ているパリの街並みがモ
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.6

妖艶で美しい、ビジュアルファンタジー。
とにかく作り込まれた美術セットの美しさ華やかさ、メイク衣装の綺麗さ華やかさが凄く、それを綺麗に切り取る映像が素晴らしかった。
世界観を作ることに関しては本当に素
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とんび(2022年製作の映画)

3.8

とにかくめちゃめちゃ泣いた。
不器用ながらも息子を真っ直ぐ愛する父と沢山の人の愛を受けて育った息子の親子愛、そして家族愛に溢れた作品でした。
主演阿部寛さん、北村匠海さんも素晴らしかったけど個人的MV
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.1

素晴らしかった。
失った友人との時間をもう一度振り返る喪失と再生の物語。
岸井ゆきのさんと浜辺美波さんの繊細な演技、美しく丁寧な中川龍太郎監督の演出、そして画が綺麗、というか構図、捉え方がとても素晴ら
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.6

とても楽しく観れるコメディでした。
序盤はスローテンポで少し笑えるという感じでしたが中盤から最後にかけてはテンポも上がってきて面白かったです。
バカリズムらしい端役の1人1人まで丁寧に描いた脚本もよか
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モービウス(2022年製作の映画)

3.5

マーベルスタジオが送る新たなヴィラン誕生の物語。
とにかく主人公のモービウスがコウモリの血清を自らの体に投与し、覚醒してからのスピーディーかつ迫力満点のアクションシーンが素晴らしかった。
ただ、ストー
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虹が落ちる前に(2020年製作の映画)

3.5

終始、画が好きでした。
画角、質感、色合い。
カメラの設定なのか、カラコレなのか気になる。
「真剣にやれ」というセリフが印象的で、自分は真剣にやっているつもりでも周りからみたらそう見えなくてとかその辺
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

魂が揺さぶられ続ける怪作。
これがパルムドールなんだと驚いたけど観終わった後はパルムドールを納得する作品。
予想できない展開に強烈な描写、常に画面に引きずり込まれ、頭をかき乱される。
性、身体、善悪、
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英雄の証明(2021年製作の映画)

4.2

傑作。
人間は本当に恐ろしい。
綿密に考えられたストーリー、最小でも明確に伝わる演出。
個人的なミニマムの話がメディア、SNSを通じて国を巻き込んでいく感じは日本も同じでとても無視できない。
アスガー
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アリスの住人(2021年製作の映画)

3.4

それぞれの傷をそれぞれがどのように乗り越えていくのかに優しく寄り添った作品。
空間の捉え方、色彩がとても印象的でした。
何を見せて何を見せないか、そして音の使い方。
主演の樫本琳花さんの存在感と魅力も
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

「シェイプ・オブ・ウォーター」ギレルモ・デル・トロ監督最新作。
前作同様、美術セットの素晴らしさ、そして撮影の上手さは圧巻。
アカデミー賞美術賞はこの作品だと思ってたんだけど。
ストーリー的にはこの感
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

豪華爛漫ミステリークルーズ。
色んなところにとてもお金がかかっているんだろうなと思うほどの豪華さ。
パーティーとか船の豪華さが素晴らしい。
まぁ、謎解きの面白さ的には特別面白い訳ではなかったけどとても
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

極上のエンターテインメント。
冒頭から全開の歌とダンス、前作より圧倒的になったショータイムは圧巻でした。
曲も良く、曲の使い方、編集との合わせ方が抜群。
MISIAの安定感、そしてアイナ・ジ・エンド良
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.3

素晴らしい。
まさに芸術的な作品。
キャラクター造形の綿密さが見事。
前半と後半で主人公含めた登場人物それぞれの見え方が変わってしまう構成力も素晴らしかった。
あとは撮影が凄い。
とても計算された構図
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

最高だった。
とても泣いてしまった。
モノクロ映像で描くベルファストの激動と家族の絆、ケネス・ブラナー監督自伝的物語。
ケネス・ブラナー監督の子供の頃の体験が基になっているので非常にパーソナルな物語で
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余命10年(2022年製作の映画)

4.1

素晴らしかった。
後半、ずっと泣いていました。
藤井監督×今村カメラマンが作り出す1年かけて丁寧に撮影された四季折々の圧巻の映像美、RADWIMPSの音楽、そして主演の小松菜奈さんと坂口健太郎さんの演
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

まさにアメリカンドリームな作品。
良かった。
やり方は不器用で間違ってると思うけど、言ってることは正しかったりもするし、やってることは間違いではないと思う。
とても家族愛に溢れた作品。
試合のシーンは
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.5

「世の中の人たちみんな、芸術なんかなくたって生きていけるんだって」
印象的なセリフ。
少なくとも自分には芸術が必要で、映画が必要で、映画に助けられて、映画が大好きです。
そしてそれはこれからも変わらな
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355(2022年製作の映画)

3.7

序盤からアクセル全開のド派手な痛快スパイアクションエンタメ。
ジェシカ・チャステイン、ダイアン・クルーガー、ペネロペ・クルス、ルピタ・ニョンゴ、ファン・ビンビンと豪華女優5人揃い踏みという凄さ。
それ
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.0

圧倒的な映像美と浮遊するようなカメラワーク、美しくて哀しい、とてもエモーショナルで素敵な作品。
団地の運命、若者の淡くも拙い思いを丁寧に繊細に描いている。
団地解体の現実と主人公の宇宙飛行士への憧れが
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

最高だった。
めっちゃ泣いた。
笑えて泣ける美しいラブストーリー。
なんてことない話なんだけれど構成の仕方も相まってか、こんなにも感情が揺さぶられるなんて。
ちょっと思い出すところに切なさが溢れていて
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