元始堀江美都子は太陽であつた

ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれの元始堀江美都子は太陽であつたのレビュー・感想・評価

3.2
 上映時間の都合で、本編(『ナイスデイズ』)より先にこちらを見たのだが、なぜかこちらの画角はヴィスタ、本編はシネマスコープ。別にいいけど。

 アクションシーンのリテイクが何度も映される。改めて驚かされるのは、テイクによって微妙な差異はもちろんあるにせよ、主な動作においてほぼ同じことを反復できているという点。例えば、県庁舎での伊澤彩織×池松壮亮の格闘シーン。ビニールハウスでの大谷主水の格闘シーン。ラストの伊澤彩織×池松壮亮の闘いは、伊澤彩織の「空ぶってヨロヨロする」アクションが凄い。

 あと、そもそもの企画の発端となった話が面白かった。まあ、私はこのシリーズのファンではないけれど、やはりすごく貴重なことに挑んで、たしかな結果を出したシリーズだと思うので、こういう話は嬉しい。