このレビューはネタバレを含みます
古中理論というよりJホラーの始祖達の文化的DNAをしっかり受け継ぎながらも、進化させてて、最近考えることとリンクしまくっててもはや興奮の領域。
●「因果を明らかにすることで神秘性が疑われる」でも、映画にした場合はある程度の明瞭さがわからないといけないというジレンマ。
そこのすり抜け方が上手い。
弟の失踪というテーマは解答をしっかり出して、すっきりさせつつも、謎の廃墟の存在やその他のことは薄らとさせてる。
●キャラクター化しない
貞子、伽耶子のように1人の幽霊に前載せして、アイコン化させてない。キャラクター化、パロディ化が始まるから。そこへのアンサー。
●最後をアタックにしてない。
えらい。てか真面目。残穢でさえ残念だったことはしてない。
"何か"で止まらせてる。
・あの友人、司と主人公の関係性
これほぼ『リング』だ。
2人で送られてきたビデオ見て追及してく。
セクシャルには触れてない。
・司が"見える"ことで面白くなってて、話もグッと進めやすくなっている高橋洋のやり方。ずっと弟が後ろにいたってのも面白いし。
・お母さんが角に立ってるのこええ
・ファウンドフッテージにしてるのめちゃくちゃ良い
・テール聴きながら進んでく過程、クロス、共鳴、追体験のところめちゃくちゃ怖い
◯パンチ、エンタメ性、派手さ
ここが本当に難しい
◯2階にお母さんがいるところの件
森に魅入られてるところ理屈云々
ファンタジー感
狂っちゃったのか?