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ミッシング・チャイルド・ビデオテープのこんにちはのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年 9本目

捨てる とは。 捨てるということを、捨てられるものと捨てる者がセットでやってきて捨てたあとは捨てた者だけがその場を去る。 と仮定した場合、けいたは日向を捨てたとあの山の神は勘違いしたのかな。 終盤で言うと司を捨てたと。 久住は神に対して言葉を発したから捨てる者と思われて大丈夫だったのだろうが。
全部仮説だし当たっているか微妙だけれど。

ジャンプスケアが嫌で基本ホラーは見ないが、上映前の情報から楽しみで見た。
十分すぎるほど怖く中盤以降ずっとドキドキしていた。
母が宿に現れた辺りから急激に怖くなった。

山だけじゃなくてデジタル機器?(電話やカセットテープ、ビデオなど)もキーとなるものだったんだろう。電話口の相手がいきなり変な事言うのがとても怖かった。 乗っ取られてるのに近いのかな。
おばあちゃんの生理の話が特に怖かった。 「もう何も考えないようにした」という結論も仕方なし。 考えれば考えるほどこわいもの。
司はあのビデオに閉じ込められたの? そこだけがイマイチ分からなかったが、何にしろ怖いオチだった。 日向と同じ末路を辿るのだろう。

久々にあの緊張感とドキドキを味わった。
もう見たくないがそれくらいいいものだったと思う。 背筋の本も良かった。
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