第二回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞した近藤亮太監督作品。
こちら短編版がAmazon、U-NEXTにて配信されているのでまずはこちらを見ていただきたい。
(僕が監督主演を務めた作品もちゃっかり収録されているのでそちらも是非^_^笑)
短編映画というのはその短さから終始クライマックスを描けるという利点がある。つまり中弛みがない。これが長編になるととたんに魅力が半減してしまう作品が大多数ある。
今作も例に漏れず短編作品から長編映画へと生まれ変わったわけだが、短編版より特段に面白くなっていた。面白くなった割合で言うと第一回で大賞を受賞した"みなに幸あれ"より上かと。
終始居心地の悪い空気感、そしてなにより終わり方がとても好み。これをやりたかったんだなと思わされる結末でかなりよかった。
今作はノーCG、ノージャンプスケアを売りにしており
かなりのスローペースだがそういう地に足ついたホラー映画が好きな人なら刺さりまくりな一作品だと思う。見れてよかったし光栄です。
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[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆