ヒナ子

プリティ・ベビーのヒナ子のレビュー・感想・評価

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)
3.5
ヴァイオレットは最初ただの子供だったけれど、段々色気を帯びてきて、歳に似合わない妙な美しさを放ってゆく、その過程に少なからず狂気を感じた。ラストシーンで、それまで着ていた露出の多い白いワンピースを脱いで、丸襟のワンピースを着たとき、そうだこの子はこういう服が1番似合う歳だった、なんて気付いて1人でゾッとした。
子供時代なくして女になった少女、美しいけれど、恐ろしい。彼女に何も罪はないけれど。
ヒナ子

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