KEIT

大きな玉ねぎの下でのKEITのレビュー・感想・評価

大きな玉ねぎの下で(2025年製作の映画)
3.2
想い、伝える。

夜は Bar、昼はカフェになる店“Double”
そこで働く丈流(たける)と美優(みゆ)は
お互いの素性も知らないまま、連絡ノートでやり取りを交わし、大きな玉ねぎの下(武道館)で会う約束をする。
一方、あるラジオ番組では 30 年前の文通相手との恋が語られていた。
顔は知らないけど、好きな人と武道館で会う約束をして。
令和と平成、2つの恋が大きな玉ねぎの下で交錯する。


桜田ひよりが可愛すぎる!
一昨年に交換ウソ日記をやって、今作も交換日記とか。。
しかもどちらも似たような展開だし。
交換日記というジャンルには桜田ひよりが必須な人物なのかな。

今作の主役は丈流と美優なのだが
30年前の恋愛の方がめちゃくちゃよかった。
丈流の父(原田泰造)が30年前の文通を
書いてた虎太郎だと気付いた瞬間の興奮がヤバかった。
気付く前は母親・今日子が過去の文通相手の話をしてる時に一体どんな心境で聞いてるんだろうと
不憫に感じていたが、それが本人だったと
わかった時はめちゃくちゃキュンキュンした!

逆に主人公の丈流は最後まで好きになれなかった。
美優も父(虎太郎)も母(今日子)もみんなの
頑張りに対して、丈流の頑張りが全然見られなかった。
就活で同じ会社に2回行くのは少し頑張ったのかと思うけど、それでもそれ以外の努力が見えなかった。

親世代の恋愛がキレイすぎた為に、見劣りしてしまった感が強く残念であった。
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