こなごな

ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男のこなごなのレビュー・感想・評価

3.4
正直本人役が実際の映像に比べやや軽い見た目だったり、実際の言葉を失う映像の数々を含むものの作品自体は思ったより薄味な出来だったが、確かに冒頭の注意書きのように「内部の視点で描く危うさ」に自分も引っかかっていたのかどうかはわからない、ところどころけっこう過激というか国民聞いたらキレるだろうなと思う部分がこの映画の「初出事実」含むポイントなのだろうけど、自分としてはヒトラーには重用されるも他の軍部には正直相手も期待もされていなかった役割だったように見えた、それだけに「焚き付け」られてしまった国民の勢いの暴力と行き場のなさによる悲劇を今に重ねると気持ちが沈んだ一本でもあった
こなごな

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