このレビューはネタバレを含みます
カレン・ギランの初監督作品。脚本と主演も担当している。多才だわぁ。ジャンルがドラマ/コメディとなっているがコメディ要素は全く感じなかった。
自殺で親友を亡くしたLiusaidh(カレン)。心に大きく空いた穴を埋めるようにお酒、セックス、食べ物の力を借りてどうにか過ごす日々。クラブで出会った人達にホイホイついていっちゃって危険だよ!っと思うシーンありで、どうなっちゃうのか心配になりながらもカレンの素晴らしい演技に引きつけられ見入りました。
見知らぬ話し相手からの“It's time to wake up now. “愛する人を亡くすという同じ経験をし、同じように苦しんでる人からの言葉だからこそLiusaidhの心に響いたんだそして喪の作業/モーニングワークに終止符を打つことができたんだなと思いました。「よしっ!前に進むぞ!」と彼女の決意が感じられるラストよかったです。