街角のアレン

並木道の街角のアレンのレビュー・感想・評価

並木道(1960年製作の映画)
4.5
傑作でした。ジャンピエールレオ、めちゃくちゃ元気で困ってしまう。まるで陽気バージョンの『大人は判ってくれない』
虚栄やジェラスの混じった彼の気持ちは、男なら誰しも分かりそうな、多分一生消えはしないやつだ..
そして夜のピガールは白黒だとこんなにも美しく、今思い返すと色が着いている不思議。ボナールやコルテスの絵の比ではなく。
こういう光の陰影の美しさに触れると映画は良いなと改めて思う。クラシック回帰。