このレビューはネタバレを含みます
試写で鑑賞
ロビー・ウィリアムズをモデルにした、ミュージカル・エンタメ作品
素晴らしい!!!!
ロビーは、小さい時から常に劣等感を感じている
歌手として成功してもそれは常に付き纏う
また、人気を得るにつれ高まるプレッシャーに対し、鬱になり、さらにアルコールやドラッグ、女性関係に溺れ、
妻や大切な友達、両親との関係を壊してしまう
しかし施設でのセラピーを経て、薬物中毒を克服、再度ステージに返り咲くまでを描く
一見、ロビーはとても自分勝手に見えるが、
自分本位な態度で身近な人との関係がうまくいかないことは誰にでもあるし、
仕事のプレッシャーで自分を失いかけることもだれにでもある(もちろん、ロビーほどのプレッシャーではないけども、、、)
そこはかとない劣等感も
つまり、本作はそんな人たち誰しもに勇気をくれるメッセージを秘めている
もう一つ、彼にとってのヒーローである父親との関係
冒頭からラストに繋がる描き方が、とてもうまい
ラストのMyWayでは涙が止まらなかった
おばあちゃんの葬儀で流れるAngels含め、とにかく曲が良く、エンタメ作品としても逸品な上に、
メッセージもぶっ刺さり、人生最高レベルの一作になりました