ろう

ファーゴのろうのネタバレレビュー・内容・結末

ファーゴ(1996年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物ほとんどが金に狂わされてるカスばっかで殺された奥さんがあんまりにも悲惨で見ててしんどかったけど
「見渡せばお金よりもいいものがある」って
子供を授かった婦警さんの言葉に救いがあってよかった
婦警さんの旦那さんが描いた絵が切手に描かれた時、旦那さんは「3セントぽっちの切手」と言ったの対し婦警さんは採用されたことに喜びを感じてるのもよかったな

ランディガードの借金返済の為に思考回路がおかしくなってるのが生々しかった
平然とお客さん騙して金上乗せして案の定怒られてるしダメだよ自分の奥さん人質にして金儲けなんて………
学生時代にお金がなさすぎて支払いも間に合わなくて身の回りのもの売ってた時似たような感じになってたから見てて一番キツかったな

義父も娘が人質になってるのに「身代金減らすようにしろ」なんて発想がおかしすぎる。「ワシの金だぞ」はそうなんだけれども命には変えられないのにね………

犯人2人と仲介人はカスすぎるので書きたくもありません

マイクヤナギダとかいう虚言マンは本編に全く関係ないし嘘を煮詰めたこの作品の象徴かなってなるの好き。振られたことを「結婚して結核で亡くなった」って話盛りすぎて笑う
夜中にいきなり電話かけたりそもそも家庭持ちの女性を誘ってる時点でもうアレなんだけれども……

今まで見てきた映画はカスでもコメディだったりブラックジョークだったり自分だけに罰が降り注ぐ感じだったからこういう映画もあるんだなっていい経験になった
ろう

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