妻の偽装誘拐を依頼したことをきっかけに大事件に発展していく。大好きなスティーヴ・ブシェミの映画では「レザボア・ドッグス」の次に好き。映画の中で変な顔って言われるのは気の毒だけど、やっぱいい顔してるわ。他のキャストもかなり良くて、情けないウィリアム・H・メイシーに、ほとんど喋らないけど実は一番ヤバかったピーター・ストーメア、身重な体で柔らかい雰囲気でもバチっと仕事をこなすフランシス・マクドーマンド。雪に舞う真っ赤な血と飛び出す足は忘れられない。でも一番怖いのは、付き合ってもいない彼女と結婚して病気で亡くしたと嘘をつくマイク・ヤナギタ。