コーエン兄弟の作品では「ノーカントリー」と並んで面白かった
実話を元に…というモノローグから始まるが、実際はほぼフィクションらしいし
「ファーゴ」という地名がタイトルになっているが舞台はほぼブレーナードとミネアポリスというコーエン作品らしい独特なセンスで作られた映画
登場人物が揃いも揃って計画性の無いアホばかりなのも実際の犯罪っぽくて気に入った
主人公的な立ち位置のマージが映画が始まって30分程登場しないのも斬新だと思った
鑑賞後にマイク・ヤナギダのくだりは何だったのだろう?と疑問に思ったが、この作品のテーマは人の二面性というのを聞きレストランでのシーンが理解できた
気づいてない描写は沢山あると思うから二度三度と鑑賞してみるのも面白そうだ