いわやん

妖怪大戦争のいわやんのレビュー・感想・評価

妖怪大戦争(2005年製作の映画)
3.2
三池監督

両親の離婚により、母親の田舎へ引き取られ、回りに馴染まず弱虫のタダシが、田舎の風習から、麒麟送子となり妖怪の世界に入り込んで、使命を与えられ・・。

いわゆる、少年の成長する物語です。

この作品、成り立ちから物語の内容にかなり力が入っていて、敵役も「帝都物語」から魔人加藤保憲が妖怪相手に世界の支配を企てて。加藤の配下は、鉄の廃材からの魔物。

ラストに日本中の妖怪が集結して。

面白かったのですが、詰めこみ過ぎてごちゃ混ぜ感が。それにCGの表現にも独特の軽さが。

あと、竹中直人がイイトコ持って行くし。

前作の大映版が好きでダイモンと加藤保憲を比較しても、全く違うので良かったのですが、なんとなく「ヤッターマン」なんだなぁ・・、と思いました。
いわやん

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