「食卓で 会話の弾む 明るい家庭」
父ケンイチが家族の破綻の原因を縄跳びの大波小波に例えて、「縄が短すぎたんだよ」というのに対してレンコから、「繋いだらいいんだよ」という言葉が出てきた事や、レンコが旅行中に出会った老人との会話で、レンコが老人の息子の大好物を頂く際、老人が息子の居場所を指し示した時に、「いただきます!」という言葉が出てきた事に対して深く感動した。
この他にも印象的なシーンが多すぎて全部は挙げきれないが、レンコが夜の山を彷徨ってやがて琵琶湖にたどり着き、そこでかつて家族3人の仲が良く幸せだった時の光景を幻視するシーン。このシーンがもう素晴らしくて、レンコの成長が1番感じられ、ヨーロッパビスタの中で切り取られるレンコが琵琶湖と夜明け前の深い青と溶け合っていて幻想的で涙が出てきた。
エンドロールまで素晴らしくて、、
良い映画やったなあ、、。
生んでくれて、ありがとうでばかやろう。
これに尽きる。