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From the Manger to the Cross(原題)
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『From the Manger to the Cross(原題)』に投稿された感想・評価

3.6
今年588本目

アメリカ初の長編映画

エジプトまでロケして撮影してたり
カットが細かくとてもクオリティが高い

演劇とかでは普通にキリスト役みたいなんはあったんやろけど、
映像にすることで反感とかあったんやろか

聖書の中身を理解していたので普通に再現性高くて面白いと思いました

十字架に付けられる前の傷だらけなのがめちゃくちゃリアルだった
アメリカで最初の長編劇映画。題名訳「飼い葉桶から十字架まで」。キリストの生涯の映画化で中間字幕は新約聖書からの引用。パレスチナ、エジプトでロケ撮影を敢行しグリフィス監督やデミル監督に大きな影響を与えた一本。

イエスの誕生が両親に予告された後、彼はユダヤの町ベツレヘムで生まれ馬小屋の飼い葉桶に寝かされる。天使に救い主の降誕を告げられた羊飼いや東方の三博士は幼子イエスを訪れる。家族はユダヤのヘロデ大王を避けてエジプトに滞在した後、ナザレに定住する。成長したイエスの元に弟子たちが集まり次々と奇跡を行い始めるが。。。

中東の大ロケーションを活かした俯瞰やロングショットが効果的で映像完成度が高い。聖書映画は本作以前にも作られているが背景は殆どが書割によるもの。実写は桁違いの迫力であり、本作は映画史上初のスペクタクル長編と言えるかもしれない。

聖書の名場面宗教画を実写再現した様相で良い構図も多い。物語、映像共に欧米スペクタクル映画の原点に聖書の存在があることを再認識させられた。最低限の聖書の教養がないと十分には楽しめないと思われるが、それは全ての欧米映画に共通して言える事だと思う。

※メモ
「イントレランス」(1916)グリフィス監督
「十誡」(1923)デミル監督
4.0
映像を見るというよりも聖書の言葉を切り抜きで読みまくる感覚だったな。絵本みたい。やはりキリスト伝は、普通の人間たちの話として聞くとおかしいところがありすぎるので、エルネスト・ルナン的解釈が受け入れやすい。

場面ごとに版画のような絵が挿入される。誰が描いたんだろう。
キリストはあまり近付いて写さないせいか、そこまで違和感なく見れた。デミルのキリストは人間すぎる。
ベン・ハーと比べるとかなり映像が鮮明で見やすかった。
ラザロの蘇生はカリガリ博士とか半分ホラーみたいに見えた。
アイメイクの濃いマグダラのマリアがカメラ目線で動かないのも怖かった。
最後の晩餐は非常に地中海的、貴族的で驚いた。寝椅子で円卓型。さらに天井からは花綱が垂れ下がる。
エッケ・ホモの場面はチゼリの絵を群衆側から捉えたつもりかと思ったけど、アーチ窓の出典がわからない。
ゲッセマネはまさに野宿で、全然心地よさそうな要素がないのが迫真だった。