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しあわせ食堂のryodanのレビュー・感想・評価

しあわせ食堂(2019年製作の映画)
4.1
レストランで巻き起こるワチャワチャ群像劇。それぞれのキャラクターが人間味溢れていて素敵。同じ職場の人同士が、奥底でしっかりと結ばれている描写が何とも心地良い。困っていれば助ける、という至極当たり前な事が普通に出来る世界が、こんなにも身近に広がっている事に嫉妬すら感じてしまう。ベリーダンサーのチップの件は、ホントに素晴らしいエピソードだった。おせっかいは一周回って人を助ける。あと、客は神様じゃないっていうスタンスも一周回って店を守る。本当に大切なものは何か?とシンプルに問いて来る作品。
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