NYのギャンブラーという設定ながらギャングのボスらしきボギーが国を守ると言う戦中の国威高揚映画。
重くならないよう部下たちがボケまくる。バーニー(フランク・マクヒュー)は婚約しても結婚しても家に帰らせてもらえず、サンシャイン(ウィリアム・デマースト)はおもちゃ倉庫でやらかしまくるのも、ギャング仲間によるナチスの集会の襲撃も面白かった。サンシャインの投げた斧がヒトラーの肖像画にグサリ。
ドナヒュー(ボギー)は結局、真相を知ってると思える女レダ(カーレン・ヴァーン)を追いかけて助け、最後はナチスの企みを解決するスッキリな結末。
ドナヒューママは八兵衛役、「また、行方不明なの、きっと事件よ、、、直感よ、それに、、、」
レダの台詞「枢軸国を追い詰める時が来たわ」に戦中らしい。