Fisherman

真夜中のスパイのFishermanのレビュー・感想・評価

真夜中のスパイ(1942年製作の映画)
4.0
NYのギャンブラーという設定ながらギャングのボスらしきボギーが国を守ると言う戦中の国威高揚映画。

重くならないよう部下たちがボケまくる。バーニー(フランク・マクヒュー)は婚約しても結婚しても家に帰らせてもらえず、サンシャイン(ウィリアム・デマースト)はおもちゃ倉庫でやらかしまくるのも、ギャング仲間によるナチスの集会の襲撃も面白かった。サンシャインの投げた斧がヒトラーの肖像画にグサリ。

ドナヒュー(ボギー)は結局、真相を知ってると思える女レダ(カーレン・ヴァーン)を追いかけて助け、最後はナチスの企みを解決するスッキリな結末。

ドナヒューママは八兵衛役、「また、行方不明なの、きっと事件よ、、、直感よ、それに、、、」
レダの台詞「枢軸国を追い詰める時が来たわ」に戦中らしい。
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