《90年代が舞台だけど未来感溢れる作品》
もし人間とロボットが戦ったら、負ける気しかしない…(~_~;)
交通事故で両親と最愛の弟・クリストファーを亡くしたミシェル(ミリー・ボビー・ブラウン)のもとにアニメキャラ・コスモのデザインのロボがやってくるも、そのロボは死亡したと思われていたクリストファーと意識が繋がってると⁈
クリストファーの実体は別の場所で囚われているらしいと知ったミッシェルはロボと一緒に探しに行く旅に出て、ひょんな事からキーツ(クリス・プラット)と、彼の相棒ロボのハーマンと出会い、世界を牛耳るハイテク企業と対決する道を選ぶのです。
クリストファーを助ける事は出来るのか…⁈
* * *
ミリー・ボビー・ブラウンとクリス・プラットの相性抜群でした。
コスモロボやハーマンなどのロボットに加えミスター・ピーナッツや野球打者ロボ、郵便配達ロボ…普段は普通のパソコンなのに急にロボットにトランスフォームしたり視覚的にも楽しめました。
ラブロマンスもなく子供の目を隠す(笑)必要性も無いファミリー向けの娯楽ムービーと思って観ていましたがVRの逆側版みたいなニューロキャスターの絶妙な気持ち悪さやクリストファーがなぜ囚われの身になったのかなど分かった時に、子供より大人向けかなと感じました。
1990年代のレトロちっくな時代設定と人間性とテクノロジーの共存を描く不思議な世界観でハイレベルなVFXも多用して楽しい、そして最後は泣けるレトロフューチャーなアドベンチャー作品でした。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズも観たくなります。
キーツ(人)とハーマン(ロボ)の絆も素敵で、スピンオフ作品があったら観たいです。
「ヤツらは食べないし眠らない。」