ようせい

ショウタイムセブンのようせいのネタバレレビュー・内容・結末

ショウタイムセブン(2025年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

・走り切った映画だと思いました。
 たぶんライブ感を伝えるためにほとんどのシーンに主人公が映っていて、スタッフなどの裏方の話はできるだけ少なく、ほとんどの時間を犯人と主人公の交渉に使ったのは潔いと思った。
 ストーリーはほどほどに面白かった、裏金問題やフジテレビの問題、政府や企業だけでなくタレントやユーチューバーの炎上で、問題に関わってる人が謝罪、釈明をしているが、僕的には謝罪やこれからどうするのかよりも本当は何がどうなっていたかという真実を知りたいと思う気持ちがある。でもそれをどこかの雑誌や報道が暴露しても、別に自分が見たわけではないから納得はしづらい。だから特に気にしないようにしていたが。この映画でちょっとバカっぽいけどテロを起こしてまで真実を知ろうとする犯人にはちょっとだけスカッとしたし、主人公のセリフにあったように、この映画には真実を伝える難しさみたいなものを体現していたのかなと思う。
 ただメッセージが深く刺さって感動するほどでもなかった。

・発電所爆発
 気になって面白くなくなるほどではないけど、発電所ほどでかい建物を爆発させるのって多分難しいんだとおもうんだけど、とくに犯人がそこで苦労したシーンも、爆発させれる裏付けも特になかったと思うので、最後までそこが語られなかったのはちょっと不満。
 錦戸亮でも十分最初出てきた時のインパクトはあったけど、もうちょっと犯人を爆弾作ってそうな人にしても良かったんじゃないと思った。
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