ゆうみ

青春デンデケデケデケのゆうみのレビュー・感想・評価

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)
4.2
【誰だって雷にうたれる素晴らしき60年代ロック!!】

かの有名なベンチャーズのパイプラインのメロディを
デンゲケデゲデゲと表現した作品内の言葉のセンスは
私の人生にも啓示を与えた。

舞台はビートルズやローリングストーンズ、ディープ・パープルなどが全盛期の1960年代。田舎の男子高校生がロック音楽に出会うという極めてわかりやすい群像劇をテンポよく描いている。

この作品に出会い、青春とはこういうものなんだ!
学生時代は音楽をやるものなんだ!
そう思った単純な私は中学で軽音楽部に入部した。

ロックと方言の対比がまたよい。
男子高校生たちがとにかく可愛く面白く、見ていると何故わたしは女なんだろうとさえ思ってしまう。

小説も映画も夏になると見返したくなる大好きな作品。
ゆうみ

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