BUSSAN

アラビアのロレンス/完全版のBUSSANのレビュー・感想・評価

4.2
Filmarks600本目となるのは、
なかなか踏み出せなかった
『アラビアのロレンス 完全版』

オスマン帝国からのアラブ独立を描いた、もはや説明不要の歴史スペクタクル映画でございやす。

なんと1962年に公開されたオリジナル版よりも20分長い227分!!5分のインターミッションがありがてぇ(笑)


午前10時の映画祭で鑑賞して参りました。
このような名作をスクリーンではそう観れる機会がないので、終わってしまうのは悲しい…復活を祈ってます。



これぞ映画というものを見た。

CG技術が無い時代に広大な砂漠でラクダを走らせて撮影する行為自体に浪漫を感じましたなぁ。美しいカットばかりでした。

主人公のロレンス演じるピーター・オトゥールの演技も素晴らしい。見事に感情の揺らぎを演じ切ってました。



以下、一言だけネタバレありの感想







↓↓↓









ラストのアラブを後にするロレンスを乗せたクルマを追い越すオートバイ。

これにロレンスの感情が全て詰まってましたなぁ。なんちゅう味のある描写をするんや…劇場が明るくなるまで暫く放心状態でした。
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