【自滅的😁】
映画のフライヤーの最上段にクエンティン・タランティーノや、「逆転のトライアングル」のオストルンド的というキャッチコピーがあった。
テンポは別にしてその通りだと思った😁シリアスなのか笑っていいのか、そんな微妙なバランスが入れ代わり立ち代わりするところも面白い😁
舞台がルーマニアのモルドバ地方ということであれば、テンポや展開はこんな感じがマッチするだろうと考えながら観ていたが、逆に「レザボアドッグス」のようなテンポだったら、単にマニアックな娯楽作品になっていたんじゃないかとさえ思う。
現代はSNSのデマによる思い込みなんてのが圧倒的に多いと思うが、昔からうまい話には気を付けろと言われんながらも、ひっかかる連中は思いのほかたくさんいたはずだ。
(以下ネタバレ)
ルーマニアのモルドバは、映画を観る限り相当な片田舎で、たばこやウィスキーの密輸なんてありそうに思える(偏見です。ごめんなさい)し、司祭がジャージー姿で手伝って、人まで殺しちゃうって設定にはついつい笑ってしまう。
信仰云々というより、キリスト教(正教)も俗に侵食されているという皮肉なのだろうか。
僕にはルーマニア人の友人がいて、今はシンガポール在住だが、いつか感想を聞いてみようと思う。まあ、日本語を含めて5か国語話せて、日本の最難関の大学の大学院で建築工学を勉強していた所謂教養人なので、母国はこんなんじゃないと怒っているかもしれないし、実はこんな感じなんだと冷静に笑い飛ばすかもしれない。