ダイアン・キートンが主演を務め、不思議なウイスキーを飲んだことで突然20代に若返った70代の女性たちが、ラスベガス旅行を通して本当の自分を見出だしていく姿を描くコメディドラマは、見た目の若さよりも「ありのままの自分」でいることの大切さを笑いを交えて描く。
発明家だった夫が他界し、彼の作業場を片付けていたジョーンと親友リンダとスーザンは、秘密裏に蒸留されたウイスキーを発見する。
ウイスキーを飲んで眠ってしまった3人が目を覚ますと、何と身体が若返っていた。
バーやナイトクラブに繰り出してみたものの、自分たちが既に若い精神を失っており、身体も数時間で元に戻ってしまうことが分かる。
ウイスキーが残っているうちに願望を叶えようと考えた彼女たちは、一番の夢であるラスベガス旅行を決行することにする。
ラスベガスで過ごすなかで、ありのままの自分でいることの大切さに気付く3人だったが、思いがけないことが起きてしまう。
スティーブン・クックソン監督がメガホンをとり、プロデューサー兼共同脚本も務めた本作では、離婚経験のあるリンダをキートン、夫を亡くしたジョーンをパトリシア・ホッジ、キッチンカーの男に恋するルルをシンガーのルルが演じ、ミュージシャンのボーイ・ジョージが本人役で特別出演している。
奇跡の若返りを経験した彼女らは、果たして残りの人生をどう歩んでいくのか?