オーウェン

アナザー・カントリーのオーウェンのレビュー・感想・評価

アナザー・カントリー(1983年製作の映画)
3.3
元が舞台劇であり、時代が変わろうとしている中で異端に映る、共産主義や同性愛という部分に傾倒していく学生たちのドラマ。

英国の寄宿学校の奔放な生活ぶりがまず目につく。
その中で規律をいかにして破ってしまうのか。またその代償は死という重い足枷が。

同性愛がテーマなので、美青年が多く出てくる。
ルパート・エヴェレットは登場時から美青年であり、若きコリン・ファースやケーリー・エルウィスなどが出てくる。

ラスト付近で出てくる無分別という言葉は、変わりゆく時代に抵抗できなかった哀れな男の末路であるのだ。
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