アナザー・カントリーの作品情報・感想・評価

「アナザー・カントリー」に投稿された感想・評価

risa

risaの感想・評価

3.0
コリンファースのデビュー作らしい。顔も声も全然かわらない、役柄も変わらない笑イギリス映画ってちょっと退屈だけど映像美が良い。。

実話を元にしてるらしく当時の歴史、LGBTの要素もあってちょっと調べたら面白そうだった。やっぱりイギリスってかなり日本と近い精神持ってるなーと、、

若コリンファース美しいです。
yuka

yukaの感想・評価

3.5
冒頭のシーンの意味が最後まで見てやっとわかった
単調に進んでく話の中でコリンファースの声はめちゃめちゃいい、好き



大学のAV教室で見ようとしたらLD版渡されてびっくりした笑
実話を元にした作品。

物語は実在のスパイになぜ国を裏切ったのか?
というその馴れ初めをインタビューするという形ではじまります

いわゆる英国パブリックスクールを舞台にした彼らの若さゆえの衝動や懊悩。
そしてここでの経験が彼らの今後を決定づけたのだった。

ライオットクラブとか
ティンカーテイラーソルジャースパイとか
この作品から派生した作品な気がする。

ルパートエヴェレットの凄まじい色気とコリンファースの自らの主義思想を貫き追い求めるストイックさがたまらない…
ガウンっていいな…
ツカダ

ツカダの感想・評価

3.5
この作品ケンブリッジファイブのことを知らないとさっぱりわからんのでは。

LGBT作品も、最近は差別や偏見に苦しむのではなく純粋に一種のラブストーリーとして描かれている作品が多くて、差別や偏見に苦しむ映画を観ると、この何十年かで大きな進歩をしたんだな、と改めてしみじみと思う。今でも差別に苦しんでる人はたくさんいるんだろうけど、自分にそういう意識がなさすぎてつい忘れちゃうんですよね。なんでそんなに忌避感を抱くのかなあ、全然わかんないや。
差別や偏見で苦しむタイプのLGBT作品ってやりきれなさとか理不尽に対する怒りとかを感じるけど、この作品はそれよりかはもっとゲイであることで挫折を味あわなきゃいけない無力感というか、虚無感を強く感じる。大きく感情を揺さぶられるというよりは、とてつもなく大きい障害物で道を閉ざされる気分。どうしようもないな、これ、みたいな。

若き日のコリンファースを目当てに見る人も多いのでは、という作品ですが、本当に若い!!!コリンファースが!!!青年!!!すごい!!!でも、声は今のコリンファースと同じで(当たり前か)、いっしょだ!!!すごい!!!となる。
ケンブリッジ・ファイブと呼ばれる1920〜50年代に英国内で活動したソ連のスパイの一人、ガイ・バージェスの青春時代をモデルにした映画。
上流階級出身の英国人、さらに外交官という職でありながら、共産主義に傾倒しソ連の諜報員として暗躍していたことは、50年代当時、衝撃と共に世界に知らされた。
なぜガイは、ソ連のスパイになったのか。映画は、そのきっかけのひとつが彼のパブリック・スクール時代にあるという。

物語はパブリック・スクールの名門イートン校での、ガイの恋や、寮長になるための駆け引きなどが主に描かれる。
恋といっても、舞台は全寮制の男子校だから、ガイが一目惚れするのも自然と男子生徒である。
上流階級の子息が通う厳格な名門校だから、同性愛者であることが知られれば寮内での地位を失うのは間違いない。寮内での失脚はそのまま人生の終了を意味する。この学校で、寮長などの重職に就くことが政府の中枢で良いポストに就くことの前哨戦なのだ。(わあ…『帝一の國』みたいだぁ…)
大きな秘密を抱えながら、寮内の権力争いに関わって行くガイ。ある時は慎重に、ある時は大胆不敵に。

そんな主人公を演じたルパート・エヴェレットの美貌が、公開された80年代当時の女性たちに受け、英国貴公子ブームの火付け役となったらしい。
同性愛という部分も、当時は「腐女子」や「BL」という言葉はなかったが、一定のファンに熱狂的に受け入れられたようだ。(むしろ安易に定義する言葉がなかったからこそ、偏見なしにプラトニックな愛の形として受け入れられたのかもしれない)
当時この映画に熱狂したという昭和の腐女子たちも、今では「腐マダム」になってるはずだ。

ちなみに、若い世代にとってはコリン・ファースのスクリーンデビュー作として認知されてるようだ。
主人公の友人の役を演じたコリンが、今度は「英国紳士」ブームの火付け役となってるのも面白い。(キングスマンのことね?)

と、ここまでいろいろ書いたが、個人的にはあまりハマらなかったかな。
そもそもケンブリッジ・ファイブを知らなかったからなあ…。主人公にこの後どんな運命が待っているのか知らないと、何のためにこんなことになってるのか分からないまま、ということになりかねない映画。
ただの青春映画として見るのも良いのだけど、それだと老ガイがなぜこのエピソードを語ったかが分からないんだよな。
なぜ、他国のスパイになったのか。
そこには学生時代から感じていた抑圧、同性愛を隠して生きることや、権力争いへの諦観が影響していたのではないか。
…なんてことを、いろいろ調べた今になって思うわけで。



12/2 アナザー・カントリー 録画字幕
ゆこ

ゆこの感想・評価

2.9
馴染みがない世界観だからか、全然心に響かなかった
閉鎖的な雰囲気に観てるこっちも鬱々としてくる
一見うら若い青年や寮内部の繊細な調度品が優雅で気高く見えるが、それ以上に不健康で埃っぽく不潔な印象が優ってしまった
あつき

あつきの感想・評価

3.7
コリン・ファースのデビュー作。
実在した二重スパイをモデルに、彼の思想を築いた、王室の子弟も入る名門私立寄宿学校での学校生活を描く。
コリン・ファース自身も今作を振り返り「何故あるタイプのイギリス人がスパイ活動と結び付きがちなのかを説明している」と語る。

特権階級の思想とそれを問題視する考え方、特権階級とスパイの結び付き。キングスマンでも、候補生が上流階級ばかりだったのを思い出した。
K子

K子の感想・評価

4.0
まず1930年代のパブリックスクールという舞台な点でワクワクします。初めから終わりまで映像は美しく、80年代画質なのもまた味があります。もっと細かに学校の仕組みを調べてからもう一度観たいです。

お気に入りはベネットとジェームズが初めて食事をするシーン。緊張感があって可愛かった。ジェームズが出てくるシーンは大体心洗われます。

現代では留学生の受け入れなどもあるようですが学費が恐ろしく高いのは変わらず。エリート教育は必ずしも悪ではないですが、階級社会は怖いですね。ただ、学校という閉ざされた空間は社会の濃縮版みたいなドラマがありますし、少年たちだけの空間には憧れます。
lilith

lilithの感想・評価

3.4
ガイの葛藤と野望と青春!
後に裏切りのサーカスに出てくるスパイになるのには驚いた!

難しいことは分からないけど、伝統とか規律とか超がつく縦社会はほんとうに息苦しいと思った。
プライドで生きてる人は少なくない…
クレア

クレアの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リマスター版DVDが手に入ったので数十年振りに観た。以前観た時はガイの周囲にいた学生のその後の人生の説明がエンドロール前に出ていたと思うが。想像力に欠けファシスト的なファウラーの人生はパッとしなかったり、ガイがジェームズの2人の子供の名付け親になったとか(銀行の頭取になり成功した人生でもガイへの尊敬があると分かるエピソード)映像ではジャド以外のその後が語られていなく、以前観た説明のスーパーの記憶も不確かなのでその後を知りたい。それにしても若き日のコリンファースの誠実な友人役の演技は素晴らしい。時代背景として、優雅で伝統的なパブリックスクールが軍事的影響や排他的主義に支配されていくのが観ていて寂しい。美術や音楽も印象的でジュピターやミサの合唱が荘厳で、出逢いが叶う場面でのショパンの雨だれがとても甘美。時を超えて英国の耽美的なものには心惹かれる。平等ばかりが全てではなく貴族階級がもたらした美も良いものだ。
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