けい

ボールド アズ、君。のけいのネタバレレビュー・内容・結末

ボールド アズ、君。(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

やはりLIVEシーンは劇場で見る価値があると改めて実感した。ミニシアターを盛り上げるための作品を目指したとのことで、『ザ・ゲスイドウズ』(2024)、『ネムルバカ』(2025)に続いて今年は邦画音楽作品がアツくて嬉しい限り。

まず後藤まりこ演じる翳ラズのボーカルのカリスマ性がカッコ良い。シャウトが凄く歌詞はほぼ聞き取れなかったのだが、YouTubeでMVがたくさん公開されているのでそこで補完してより深く味わうことができるので問題なし。劇中には多くのバンドが登場しLIVEシーンもたっぷりあるのだが、ひとつの映画にここまで一堂に会する作品珍しく、インディーズ映画だからできる強みの一つかもしれない。また、主人公・珠ちゃんは “ ぼっちちゃん ” を彷彿とさせるコミュ症キャラだが、好きを追求し努力を続ける姿は本当にカッコ良い。そして、神様ことミニシアター館長役の津田寛治の存在によって、本作がビシッと締まっており、映画館のバイトの変態さが気持ち悪くて最高。

本作で何より衝撃的だったのは、とあるインディーズ映画のクライマックスがミニシアターで上映されるシーンから始まるところ。上映館であるケイズシネマを見上げるカットで終わる追体験できるラストも記憶に残る。音楽に限らず推しを応援することで “ 元気を貰える = 救われる ” 経験は誰しもあるだろう。

余談だが、上映後に短編映画『きらっきらにぶちころしたいっ!』(2023)でも衝撃的な音楽感だったぽてさらちゃん。に会えたことが一番嬉しかった。パンフにサインまで(感激)。いつかLIVE行きたいなぁ。いや絶対に。

自分はこの映画に、音楽たちに勝手に救われたので、ぜひ全国のミニシアターで上映してほしい。
けい

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