まー

ダイ・ハード2のまーのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)
4.8
まだ髪の毛も微妙にフサフサなジョン・マクレーン刑事が大活躍するシリーズ第2弾!

今度の舞台は大空港。

空港テロというと有りがちな話しになりそうだけど前作有りきのマクレーンのキャラが立ちまくっていて物語りにグイグイ引き込まれる。

前作からのキャラも登場していてファンの心理を突いてるのも好感が持てる。
特にソーンバーグの使い方が好き。
( ´艸`)
悪役も含めて前作程脇役のキャラが立っていないのが少し残念。

空の上の自分の奥さんを人質に取られながらも命懸けでそれを救う姿に漢を感じる。
というかそれこそが「1」「2」の醍醐味。
(3〜5はちょっと異なる)

大空港を舞台に縦横無尽に立ち回るマクレーンの姿はやはり観ていて胸が熱くなる。
どこにでも居そうな普通のおっさんという風貌も好感が持てる。
アクションも前作に負けず劣らずかなり派手。
ただちょっと「ん?」ってなったのが、コックピットから脱出するときにあんなあたふたしてる間に爆発しない手榴弾に突っ込まずには居られない。(でも結構好きなシーン)

個人的には主要な悪役は一人ずつ倒していってもらいたかったけど、あれはあれで嫌いではない。
(ありえないだろ!ってツッコミは抜きにして)

そしてエンディングの「Let it snow」の使い方が秀逸。
今後シリーズ化されて現在5まで続いているんだけど個人的には「1」「2」で一区切り。
3以降は派生作品と思っている。

余談ではあるけど、今作が本土アメリカで上映されてる頃にまだ日本に上映する前のハリウッド映画の情報番組「ショウビズトゥデイ」という番組が深夜にやっていて毎週楽しみにしていたのを思い出した。
今もそういう情報番組があると映画ファンとしては嬉しいんだけどなー。
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