素潜り旬

映画を愛する君への素潜り旬のレビュー・感想・評価

映画を愛する君へ(2024年製作の映画)
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お馴染みポール・デダリュスの人生とともに学ぶデプレシャン版「映画史」はフィクションとドキュメンタリーのミックスだけれど、その垣根もどうやらあまり関係ないみたい。だってインタビューパートのことを監督はウェス・アンダーソンショットと呼ぶし、ポールの行動は監督の体験から来ているともいえる。俺がなにより大事だとおもったのが、30歳のポールがサリフ・シセで、彼に絡む映画監督役はマチュー・アマルリックだということ。そこにデプレシャンの映画に対する想いがすべて込められている。
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