トムウェイツの楽曲からタイトルを取ったというのを知って鑑賞。
良かった。
ちょっと辛かったけどマチルダが最後に歌った歌には思わず涙。
カレルが実家で見つけたマチルダの〇〇。あれを見ることが出来て良かった

アルツハイマーになった母と、ヤク中なりかけの思春期(？)の息子をもつ男、そしてそんな彼と結婚したいあまりやや盲目な彼女。どこをどうすすんでも八方塞がり感すごくて、人生に絶望したくなる気もするけれど、それでもときにお互いの意思がきちんとつながったときのあたたかさみたいな、救いがきちんとあるから、だから人はどうにか生きていけるのかな。どの年代でもきっと迷い続けるし、でもいつだってどこかに光はある、と信じたいね。
原題はさまようマチルダ、じゃなくて踊れマチルダに近いというのもとてもよいな。