CIAでサイバー担当のチャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)は妻サラ(レイチェル・ブロズナハン)と慎ましく生活していた。しかし、妻が出張滞在していたロンドンでテロが発生、不運にも帰らぬ人となってしまう。テロリストに復讐を誓うチャーリーはCIAの情報を駆使し、犯人を追いつめていくのであった‥。
原作はロバート・リテルの小説。
デスクワーカーが主人公なので、肉弾戦にはならない。IQ170の頭脳を持つチャーリーは必要最低限の知識をヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)から吸収し、関連人物を殺害していく。なかなかユニークな追いつめ方で結構楽しめました。(アレルギーを利用した1人目とか特に)
各国を逃亡するチャーリーには無茶があるだろ‥って感じだけど、突っ込まないお約束。(ドローンからどう逃げたのだろう)
ある種友人であり同様の傷を持つインクワライン(カトリーナ・バルフ)との共闘はかなり盛り上がりポイントなので、最後まで継続してほしかったなぁと思ったところ。
ヘンダーソンと妻ヘラーから送られた言葉により、淡々と冷静に事を成していくラミ・マレックが素晴らしかった。
セスナも綺麗で気持ちの良い最期でした。