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なのに、やめられない ~スズカのスナック~
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『なのに、やめられない ~スズカのスナック~』に投稿された感想・評価

OPのん!山内大輔監督のスナックシリーズ最新作ハッピー!

毎日毎日私に3時間かけて手作りうどん作らせておいて……浮気していやがった!家を飛び出したスズカは飛び込みでスナックで働きだすが、って話

うむ、山内監督のスナックシリーズは「ひまわりDays」も「スナックあけみ」も大好きなマシンボーイやからばね!(他になんかあったっけ?)ドキドキワクワクしながら観始めたんやが、冒頭からの濡れ場3連発にマシンボーイも眠気とのバトル展開!いや〜アクション映画の銃撃戦やカーチェイスもそうやが、ピンク映画の見せ場であろう濡れ場シーンで眠くなっちゃうんまぢなんなんやろな?
しかし!モラハラ浮気旦那の安藤ヒロキオに愛想を尽かしヒロインが家を飛び出すところからはもうたいそう楽しく観れましたよ、ケラケラ

そして辿り着いたスナックで出会った、怪しいオーナーといい、客としてやってきた怪しいダンディおじさんといい、何やら物語は単なるホッコリでは終わらせないぞ!っつ〜異様さを漂わせ始めるのであります……
そうね、前半のうどん作りに勤しむヒロインの姿からは想像もつかない、血腥いシーンもありの、カラッとしたコメディ要素もありの、自由奔放な作品で、山内監督のエンタメ性が存分に楽しめる快作であり怪作でしたね

最初はスナックオーナーは森羅万象で、客の男は川瀬陽太であれ!観ていたけど、それぞれを演じた役者さんたちもとても良かったし、とくに客の田中を演じた関幸治の色気は大したもんでしたね
もちろん糞旦那役の安藤ヒロキオは最高!ってかマシンボーイが観れた今年のOP3本全部に安藤ヒロキオ出ていたし、他のにも出てるっぽいし、「十一人の賊軍」にも出ていたし……この人どんだけ映画出てんだ?すげぇな
女優陣もみんな綺麗な子ばかりで良かったです

まぁ中盤の惨劇に関しては必要なのかも微妙やし……、やっぱり家でピンク映画観る時は濡れ場早送り派のマシンボーイは長い濡れ場の度に眠くなる、っつ〜所もあったものの、やっぱり山内監督のスナックシリーズは裏切らない!なれる素晴らしい作品だったのではないでしょうか、とりあえずうどん食べたくなるしオススメ〜
矢吹
4.1
やりたいことやりすぎ。
最高。
監督のおっしゃるように、まさに山岸あや花のアイドル映画であり、山岸あや花にして欲しい格好をしてもらい、やってほしいことをとにかくやってもらうと言っても過言ではないような、そんな一見ジャンルをかき集めたような場所と時間に、戸惑うけれど、
ヒロインのとんでもない魅力と、提示される要素による、パズルのピースが絶妙に噛み合いながら、ラストまで、駆け抜けて、終わってみれば、なぜこんなにも、爽やかな気持ちになっているのか。
そして、まさかの、この作品で6人もの死人が出る。

人生はただ一本のピンク映画に、すぎぬと書けば、あや花のうどん

こねてくれ、うどん。
うってくれ、うどんとピストル。
全力疾走あや花、激鉄と銃の撃ち方。
タバコごほごほ、
今日うち来ない?
バカだなあ私。コートと救急車。

ちょっと抜けてる、天然ちゃんの、専業主婦が、初めて経験するスナック。
最初に来店したお客様への第一声の、
え?だれ?などの、コメディ要素も、めっちゃナチュラルでしたね。
当てがき、に近いかもしれないし、少なくとも既にある脚本を彼女のために蔵出しぐらいの、ドンピシャ女優の起用では確実にある。彼女の魅力を丸ごと分かっていて、それをさらに伝えたいという意志を感じる。

よくある現代の不倫モノをベースにしながら、
スナックを彩る音楽が、なんだか90年代ポップソングという感じで、そこに登場するキャラクターも、時代外れの、季節外れの季節労働者のヤクザ者のような謎のやつと、突如差し込まれる、サイコ。にもよるラブサスペンスに包まれて、それでも、すずかの周りに巻き起こる、そんな数々の事件が、全てすずかにとっては関係があるような、ないような、そんな距離感がめちゃくちゃいい。
展開から、テンポから、古き良きレトロな雰囲気が、テアトル新宿の素敵な画質で見るよりは、むしろフィルムで見てみたいぐらいの、質感というかね。
そして、すずかに対しては、やっぱりなんだかみんな親切で、彼女に直接的な乱暴なことがあまり起きず。これがあまりに素晴らしい。
制作している側からの、何があっても、すずかだけは幸せにしたい、幸せでいてほしいという気持ちが、エンディングにも溢れだす。
こうして見ている我々も含めて、
山岸あや花にみんなベタ惚れですから。

構える架空のピストルの、鳴り響く偶然の凶弾、に対する、喜びと戸惑いが混在する姿とか、これこそ映画の加護と呼ぶしかないようなシーン。むしろ、吉弾。などは象徴的だと思いますが。

提示される様々な事件のそこかしこに愛憎渦巻く世界の中心にいながらも、彼女に降りかかる悪意や、下心が全くなくて、むしろ、焦らされるレベル。

スナックで働く彼女に、近づく怪しい男。
さあ、ここで何かが始まるぞ、であり、ひいては、あの、ここがピンク映画だ早く脱げ、という劇場全体の、客席に伝播する固唾を飲まされる空気。
めちゃくちゃ良かったね。
これぞ映画館で見るピンク映画なのだ。

あくまで、一晩目は、ただ酔いつぶれて終わる。
置いていかれた10000円。

演出も、驚くほど自由に展開される。
スプリットスクリーン。
相模湖まで歩ける足踏み。
なのに、やめられない。
のタイトル回収まで、こんなところに。

ついに訪れる、青の濡場はまるで水中のように。
彼女の鼓動は、まるで泣き声のように。
なによりも、この作品のすごいところは、
山岸あや花のお尻に頼らないという選択。
彼女の濡れ場がそもそもこのままお預け食らうんじゃないかぐらい引っ張られるし、あったとしても、お尻が少ないじゃないかと、途中まで文句垂れてたけど、後半にかけて気づく、これは素晴らしいことだと。その覚悟をもはや持っているのだな。
そして、それを抜きにしても、彼女の唇とまんまるな目が、特にあまりにすごい。
おけつを、過小評価しているわけではない、思えば、この後の申し訳程度に、初っ端、それはもう初っ端にちゃんとデカデカとあったからな。確信犯だと思います。

結局は、素晴らしいヒロインの色んな姿を、でかい綺麗なスクリーンで見れて嬉しい。
そんなアイドル映画。
山岸あや花という一輪の花束。

全体的に、ちょっとキモすぎやしますね。
すみません。
ブラボー!たった79分の尺でどこまでもジャンルを横断してゆく軽快さ、自由さ。今年のOPフェスで上映した山内映画の中で最も弾け飛んだ一作。山内版『天使のはらわた』とも言えるスズカと田中(名美と村木)の物語。爽やかな味わいが尾を引く新感覚ポップノワール。激烈感動