【I WAS BORN IDOL】162

地下アイドルとオタクがくんずほぐれつするとても悩ましい作品。それ自体はまあ、ある話だし、ピンクだからそういう展開になるのは当然なんだけど、主役のあさひが一心不乱に推すアイドル、えまぴが嬉々としてオタクとつながるようだと、ドルオタとしては夢も希望もない。しかしえまぴに限ってそんなことはなく、私は胸を撫で下ろすのであったw。
えまぴもあさぴもかわいい。なんならあさぴのほうがわいいと最初は思っていたが、見れば見るほどえまぴがかわいく見えてくるんだよねー、これがマジック。
地下アイドル界隈の解像度がかなり高い。ほかのアイドルのからみやいろいろなサービスはあるけど、基本、ストーリーというものに対して誠実なつくり。
オタクとして、えまぴかわいいので帰りにCDとアクスタ買った。特典会あったらチェキ撮ってだかもしれない。

チグハグでぶきっちょな映画ではあるが、そんなとこ含めてなんとも愛嬌があって憎めない良さがある。前作の『さあやとこはる』シリーズ同様に栄川乃亜のコメディエンヌっぷりが光る。劇中で流れるアイドルソングも中々に中毒性高くて最高

鏡は反対にうつるもの。
他にもいい台詞あった気もするけど、あんまり話自体にノレなかった。オタク同士の打ち上げ自己紹介でいきなり本名言うのさすがにないな、と。推しとの距離感に悩む…はオタクあるあるとはいえ、これはあまりにアイドルから距離つめすぎ。逆に引いてしまう。