今年も春恒例のコナン映画を観てきました!正直に言うと、ここ数年のコナン映画の中で一番のお気に入りかもしれません。
特に素晴らしかったのは、大人向けの刑事ドラマとしての側面がこれまでになく強調されていること!毛利小五郎と長野県警のメンバーが繰り広げる捜査シーンは緊迫感があって、まるで本格的な刑事ドラマを見ているような没入感がありました。櫻井武晴さんの脚本がいつも以上に複雑で奥深く、集中して観ないと置いていかれそうになりました(笑)
かといって、少年探偵団のコミカルなシーンや、コナンらしいラブコメ要素もしっかり入っているので、従来のファンが求める「コナン映画らしさ」も健在です。そして終盤には「これぞ劇場版!」と思わせるド派手なアクションシーンも待っています。このバランス感覚が絶妙で、映画館で観る価値が十分にあります。
毎年「また観ちゃった」と思いつつも、あのメインテーマを劇場で聴くとやっぱりワクワクしてしまうんですよね。「風林火山編」や「赤い壁編」のエピソードを知っていると、登場キャラクターの関係性がより深く理解できて楽しめると思います。シリアスな展開の中にもコナンならではの楽しさが詰まった素晴らしい作品でした!