『難聴』×『手紙』
何年もDVの旦那から逃亡生活を送る親子。難聴の子供が事実を知らずに、父親と文通するも、それは母親の愛による自作自演。
息子を父親に会わなくてはいけない展開になり、父親代わりを"ビジネス"として赤の他人に依頼するお話。
"難聴"というテーマが思ったより薄く、難聴でなくとも成り立つような構成でしたが、緩やかでしっとりした作風で、ほっこりさせられます。
父親代わりを依頼した赤の他人と、最後にもう少し展開があっても良かったというか、期待をしていたんですが、あくまで"親子の話"という映画。
ラブストーリーっぽいのを期待させられるも、父親代わりの人の気持ちの回収はなかったので、消化不足感は否めず。
健気な子供に癒される映画でした🐈