ドキュメンタリー映画の雄、ジャーナリストでもあるマイケル・ムーアの銃乱射事件に巻き込まれた体験も含めた、アメリカの【銃社会】がテーマ
だが、ジャーナリストでもある彼の視野の広さと、視点の鋭さから、様々な問題点を炙り出していている
例えば、先日バイデンがトランプを破り政権交代したが、その前に起きていたアメリカの根深い黒人差別問題にも焦点を当てている
黒人の犯罪者ばかりを報道するメディア批判も織り交ぜ、奇しくも先述のトランプ落選は自身が引き起こした人種の分断、BLM(ブラック・ライブズ・マター)により墓穴を掘った事と無関係ではなかろう
この他には、医療問題を扱った「シッコ」しか観た事は無かったが、どちらも深刻で大事な問題ながらも、不思議とユーモアを感じながら飽きずに観れるドキュメンタリーだ