25-73-21
第七藝術劇場
モノクロで映し出される、フィリピンのマジックリアリズム。ドロップアウトしてからの後半がややダレた印象だけど、それもジャンキーのラリった時間感覚とリンクすたと思えば理解される。ちょうどバロウズ読んでるとこだったし。主人公アリリの、天才バスケットボーラーというにはまるで説得性のない、チビでだらしない腹回り何なん。カルトの魔術により呪われた、三菱ギャランが存在感抜群。ラストの空撮、色んな映画で使われるショットだけど、十把一絡げでシャイニングオマージュと思われがちだけど、やっぱシャイニングオマージュ?