Eirain

ザ・ロックのEirainのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.4
"あの頃"のニコラス・ケイジを観直す会。お次は本作『ザ・ロック』。(ショーン・コネリーを悼む会も兼ねて・・・。)

非合法の作戦に従事させられ、その命と共に闇に葬られた兵士たちの無念を晴らすため、海軍准将・ハメル(エド・ハリス)は、同調者らと共に軍事基地を襲撃、致死性神経ガスを奪取し、「脱獄不可能」と言われたかつての刑務所島"アルカトラズ"に人質を取って立てこもる。彼らが政府に要求するのは、闇に葬られた兵士らの遺族へ支払うための資金、1億ドル。それが呑めなければ、サンフランシスコ市街に致死性神経ガスを搭載したミサイルを撃ち込むという。
国防省は、案内人としてかつて"アルカトラズ"を脱獄した囚人・メイソン(ショーン・コネリー)と、化学兵器のスペシャリストであるFBI捜査官・スタンリー(ニコラス・ケイジ)を緊急召集し、海軍特殊部隊"SEALs"と共に"アルカトラズ"に潜入、ハメル准将ら"反逆者"を鎮圧する作戦を決行する――――。

2時間オーバーの少し長めの作品ではあるが、終始緊迫した展開で、最後まで目が離せなかった。主役の3人(メイソン、スタンリー、ハメル)そして”SEALs”、彼らには強い信念や背負うものがあり、それらを守るために行動する姿が胸を熱くする。"漢"たちの戦いがここにある。

メイソンの過去が凄腕の英国諜報員というのは完全にネタだね。あと、トロッコに乗ってアクション演じているシーンはインディ・ジョーンズを思い起こさせる・・・やっぱり狙ってるかな?
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