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エピデミック〜伝染病のEirainのレビュー・感想・評価

エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)
2.6
鬼才、ラース・フォン・トリアー監督の「ヨーロッパ三部作」、2作目。引き続きデビュー40周年 Blu-ray Boxにて鑑賞。

フロッピーに保存していた脚本データが消えてしまった映画監督ラース(本人)と脚本家ニルス(本人)は、残り期限の5日間で新たな脚本を書きあげることに。その脚本は『エピデミック』と題された、伝染病が蔓延する世界で若き医師メスメルが、謎のウイルスに挑む内容であった。そんな中、現実世界にも謎のウイルスが浸蝕し始め―――。

「架空の世界が現実世界に"伝染"する」、観ていて想起させられたのはクローネンバーグ監督の『ビデオドローム』や鈴木光司の『リング』(原作)だが・・・まー終始眠いのなんの!語りメインで進行する映画が眠くなるのは仕方ないとしても、その内容がとりとめがないというか、監督・脚本が本人役で出演して好き放題しているので、「一体何を見せられているんだろう」感が凄く・・・眠い!

そんなよく分からない感じで進行していき、ラストは「数分間の女性の悲鳴!→衝撃的な演出!→ちょいダサポップスをBGMにエンドクレジット!」・・・うおぉぉ凄い『キングダム』感!これは間違いなくラース・フォン・トリアー!
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