このレビューはネタバレを含みます
記念すべき入院初日、第1作目はこれにしようと心に決めていた。
まさに、
90年代の悪ノリ感満載の映画!
最初から最後まで、ツッコミどころ満載。
まずのっけから、脱獄不可能と言われた刑務所の内部が分からないからと、唯一の脱獄者を道案内役にする無茶振り(嘘でしょ!)
アルカトラズへの侵入も気配を消す事なく(普通消すだろ)、ド派手に乗り込むところ。
科学兵器処理班のグッドスピードは、
普段オンボロフォードしか乗ってないはずが、サンフランシスコの街中をフェラーリで爆走(確かにグッドスピード出てましたね!)。
計画性のない中で、いきなりロケットを見つけちゃうところとか(見張りいないし)、
人質いるのにアルカトラズを全破壊計画する大統領(怖すぎ…)、
あれだけ結束してたのに土壇場でいきなりの仲間割れするハメルと部下たち(FBIにとってはいきなりのラッキーパターン)、
まだまだあるけど、
とにかくこの無茶苦茶な設定とノリが許されていた90年代を否応なく感じさせる監獄スペクタル映画の傑作。
捕まってからのメイソンの鍵こじ開けも、早かったな〜
色んな意味で勇気づけられる映画だった。