がんドレ

ザ・ロックのがんドレのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
5.0
007シリーズを完走したら、最後にこれを見ようと思ってたのだった。ショーン・コネリー出演作で一番好きな映画、そして一番最初に見た007シリーズ(ではないけど個人的にはそう)。彼が亡くなったから見るという訳ではないのだけど、とにかく久しぶりに見ることにした。

とにかくメイソンのカッコ良さが極まっている。最初から最後まで全部カッコ良い。囚人の状態も良いし、スーツを着て散髪した状態も最高。ウォマックを信用しないが故のカーチェイスに至る理由、スタンリーに好意を抱いていく過程、そして “Wellcome to the Rock!” これよこれ。

メイソンだけじゃない。スタンリーも良いし、ハメルも良い。ハメルの部下も面白い。ウォマックも重要だ。ていうか散髪屋すら好きだ。多分この映画自体が好きすぎて、登場人物全員好きなんだと思う。

もちろん古い映画なので、ガスミサイルの設定はガバガバだし海兵隊の動きも無茶苦茶、潜入部隊と本部の通信も意味不明とか色々あるけど、そんなのは多分20年後にテネットを見ても同じことが起こるのでどうでも良い。
映画の表現を今よりずっと信じてた当時の感情を蘇らせつつ見ても楽しいし、今の目線で見てもそれはそれで楽しい。娯楽映画のいいところだ。

ショーン・コネリー、やはり最高にカッコいい爺さんだった。再確認。
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