未来の神保町

猿の惑星・征服の未来の神保町のネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい!
虐げられてきた者たちがついに立ち上がる瞬間が凄まじい迫力とともに描かれている。何と言ってもシーザー役のロディマグドウォールの演技力!コーネリアスの知的で穏やかな役とはうって変わり、燃えたぎる怒りが特殊メイク越しなのにありありと伝わってくる。それに対する知事の「人類の断末魔」とも言える叫びも素晴らしかった。

あと印象に残ったのは制圧部隊長。ギリギリまで銃を使わせずNO!とHOME!を言い続けた彼は何を思っていたのだろうか。最後まで対話による和解の可能性を模索していたのだろうか。

欲を言えばもっと街全体を制圧する描写とかも欲しかったな。

入り口に電流が流れる監獄とか館内放送で呼びかけるシーザーとかアンドー監獄編に類似したシーンが多かった。あっちはリブート版のシーザーだけど。
未来の神保町

未来の神保町